牛堀町(うしぼりまち)は、茨城県行方郡に置かれていた町である。潮来町への通勤率は13.4%(平成12年国勢調査)。富嶽三十六景の「常州牛堀」はこの辺りを描いたものだと言われている。
地理
茨城県の南東部、霞ヶ浦の東端に位置していた。現在の潮来市牛堀・上戸・清水・島須・永山・堀之内・茂木の各地域が旧牛堀町域にあたる。
- 河川:常陸利根川
- 沼湖:霞ヶ浦
隣接していた自治体
- 茨城県
- 行方郡麻生町
- 行方郡潮来町
- 稲敷郡東町
- 千葉県
- 佐原市
歴史
主な出来事
- 1962年(昭和37年)7月2日 - 北浦で発生した竜巻が町内を通過。八代小学校の木造校舎が破壊されて児童と教諭が下敷きとなり2人が死亡、77人が重軽傷。
沿革
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道123号(現在の国道51号)が制定。
- 1955年(昭和30年)
- 4月1日 – 香澄村と八代村は合併し牛堀村が発足。
- 11月3日 - 牛堀村は町制施行し牛堀町となる。
- 1975年(昭和50年)4月1日 - 国道355号(佐原市 - 石岡市間)が制定。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 牛堀町は潮来町に編入され、消滅。
- 同日、潮来町は市制施行し潮来市となる。
行政区域変遷
- 変遷の年表
- 変遷表
教育
中学校
- 牛堀町立牛堀中学校
小学校
- 牛堀町立牛堀第一小学校
- 牛堀町立牛堀第二小学校
- 牛堀町立八代小学校
交通
道路
- 一般国道
- 国道51号
- 国道355号
- 主要地方道
- 茨城県道5号竜ヶ崎潮来線
- 茨城県道50号水戸神栖線
- 一般県道
- 茨城県道185号繁昌潮来線
- 茨城県道189号大賀牛堀線
脚注
関連項目
- 茨城県の廃止市町村一覧




