鵜ノ子(うのこ)は、新潟県新潟市江南区及び中央区の町字。現行行政地名は鵜ノ子一丁目から鵜ノ子五丁目と大字鵜ノ子で、大字鵜ノ子の一部は中央区に属する。住居表示は一丁目から五丁目が実施済み区域、大字が未実施区域。郵便番号は950-0157。
概要
1889年(明治22年)から現在までの大字。及び1982年(昭和57年)から現在までの町名。小阿賀野川右岸、山崎排水路流域に位置する。
もとは江戸時代から1889年(明治22年)まであった鵜子村の区域の一部で、地名は鵜の生息地だったことにちなむ。かつて北西に約6haの鵜子潟があり、用排水源、舟交通路だったが、第二次世界大戦後に埋め立てられて水田となった。
隣接する町字
北から東回り順に、以下の町字と隣接する。
- 中央区姥ケ山
- 中央区山二ツ
- 亀田
- 早苗
- 東早通
- 亀田工業団地
- 下早通柳田
- 中央区美の里
歴史
開発年代については、1580年(天正8年)や1640年(寛永17年)とする資料があるが、慶長年間であるとする説が有力とされる。
分立した町字
1889年(明治22年)以後に、以下の町字が分立。
- 早苗(さなえ)
- 1982年(昭和57年)に分立した町字。
年表
- 1889年(明治22年)4月1日 : 合併により早通村の大字となる。
- 1925年(大正14年)7月1日 : 合併により亀田町の大字となる。
- 2005年(平成17年)3月21日 : 合併により新潟市の大字となる。
- 2007年(平成19年)4月1日 : 新潟市の政令指定都市移行により、江南区及び中央区の大字となる。
世帯数と人口
2018年(平成30年)1月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである。
小・中学校の学区
市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる。
主な企業・施設
- アピタ新潟亀田店
交通
道路
- 亀田バイパス
- 鵜ノ子インターチェンジ
- 新潟県道16号新潟亀田内野線
バス
- 新潟市江南区区バス・住民バス - 「区バス」「カナリア号」
脚注
注釈
出典
参考文献
- 角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。
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