吹浦駅(ふくらえき)は、山形県飽海郡遊佐町吹浦字上川原(かみがわら)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
歴史
- 1920年(大正9年)7月20日:開業。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止。
- 1981年(昭和56年)10月15日:荷物の扱いを廃止。駅員無配置駅となり、簡易委託化。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 2008年(平成20年)4月1日:簡易委託取扱廃止。完全無人化。
- 2010年(平成22年)4月1日:象潟駅から羽後本荘駅に管理駅が変更となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。
カーブした線路上にホームを設けたため、特に上り列車が発着する単式ホームは見通しがきかない。このため、単式ホームの跨線橋付近に、「列車接近警報機(トンネル用)」が設置されており、1番線に列車が接近する際に鳴動して列車接近を知らせる。これは一般的に旅客案内目的ではなく、トンネル内や見通しのきかない沿線で、保線作業員に列車の接近を知らせる目的で使用されるものである。
羽後本荘駅管理の無人駅である。2008年(平成20年)3月までは簡易委託駅であった。
のりば
- 夜間に1本酒田発当駅止まりの普通列車が設定されている。
利用状況
2000年度(平成12年度)- 2007年度(平成19年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
駅周辺
駅前には当地出身の初代鉄道助である佐藤政養の銅像がある。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■羽越本線
- 遊佐駅 - 吹浦駅 - 女鹿駅(※) - 小砂川駅
- (※)一部の列車は女鹿駅に停車しない。
脚注
記事本文
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(吹浦駅):JR東日本




