六興駅(ろっこうえき)は、かつて北海道(網走支庁)紋別郡西興部村字六興に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線の駅(廃駅)である。名寄本線の廃線に伴い、1989年(平成元年)5月1日に廃駅となった。

一部の普通列車は通過した(1989年(平成元年)4月30日時点(廃止時の時刻表)で、下り2本上り3本(快速運転列車ほか))。

歴史

  • 1959年(昭和34年)4月20日 - 日本国有鉄道(国鉄)名寄本線の六興仮乗降場(局設定)として開業。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、国鉄からJR北海道に継承。同時に駅に昇格、六興駅となる。
  • 1989年(平成元年)5月1日 - 名寄本線の全線廃止に伴い、廃駅となる。

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは構内の南側に存在した。仮乗降場に出自を持つ無人駅となっていた。

駅名の由来

当駅が所在した地区名より。地区名は、当駅附近を流れる興部川に架かる橋の名前に由来する。興部市街から川を遡って六番目に架橋されているために、「六興橋」と名付けられた橋である。

駅周辺

  • 国道239号(天北国道)
  • 六興地区集落センター
  • 興部川
  • 名士バス「六興4線」停留所

駅跡

2000年(平成12年)時点で遺構は何も残されておらず、駅が所在した場所も分からなくなっていた。2010年(平成22年)時点でも同様であった。

隣の駅

北海道旅客鉄道
名寄本線
西興部駅 - 六興駅 - 中興部駅

脚注

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • 特定地方交通線



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廃線研究所 国鉄名寄本線 現地調査3

有限会社六興開発 宮城県仙台市

六輪駅

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