ヘネシー(Hennessy、1993年 - 2007年)は、アメリカ合衆国の競走馬・種牡馬。

競走馬時代

2歳となった1995年にデビュー。緒戦は2着だったが、その後4連勝でホープフルステークスなどを勝利した。次のシャンペンステークスでは6着に敗れ、ブリーダーズカップジュヴェナイルに出走した。それまで主戦騎手だったゲイリー・スティーヴンスがオナーアンドグローリーを選んだため、ドナ・バートン騎手に乗り代わり、アンブライドルズソングと接戦を演じたものの2着だった。もし勝てば女性騎手初のブリーダーズカップ優勝となっていた(その後ジュリー・クローンが達成)。その後年内にもう2戦したが未勝利で引退した。

競走成績

  • 1995年(9戦4勝)
    • ホープフルステークス (GI)

種牡馬として

アメリカで種牡馬として繋養されており、シャトル種牡馬としてオーストラリアでも種付けを行っていた。2001年には日本にもリース種牡馬として繋養されたこともあった。2007年にはサンライズバッカスがフェブラリーステークスを制し、日本での産駒がGI勝利をあげたが、同年シャトル種牡馬として繋養されていたアルゼンチン・La Mission Studで心臓発作のため死亡した。

日本においては、まず、重賞未勝利ながらコパノフウジンが種牡馬入りした。次いで、サンライズバッカスがフェブラリーステークスに優勝し引退後しばらくしてから種牡馬入りした。2010年からは日本軽種馬協会が購入したJohannesburgが日本で供用され、2014年からは優駿スタリオンステーションでHenny Hughesが供用されることとなった。

主な産駒

  • 1998年産
    • エイシンスペンサー(カシオペアステークス、オパールステークス)
    • Harmony Lodge(バレリーナハンデキャップ)
    • Grand Armee(クイーンエリザベスステークス、ドンカスターハンデキャップなどG1競走7勝)
  • 1999年産
    • *ヨハネスブルグ / Johannesburg(ブリーダーズカップ・ジュヴェナイルなどG1競走4勝、種牡馬)
    • Half Hennessy(クイーンズランドダービー)
    • Wiseman's Ferry(G3競走2勝、種牡馬、2年連続エクリプス賞年度代表馬ワイズダンの父)
  • 2001年産
    • Madcap Escapade(アッシュランドステークス)
  • 2002年産
    • サンライズバッカス(フェブラリーステークス、武蔵野ステークス)
    • コパノフウジン(福島民友カップ、種牡馬)
  • 2003年産
    • *ヘニーヒューズ / Henny Hughes(ヴォスバーグステークス、キングズビショップステークス、種牡馬)
  • 2007年産
    • Special Duty(チェヴァリーパークステークス、イギリス1000ギニー、プール・デッセ・デ・プーリッシュ(フランス1000ギニー))

母の父としての主な産駒

  • 2006年産
    • Careless Jewel(アラバマステークス)- 父Tapit
    • Irish Lights(豪1000ギニー)- 父Fastnet Rock
  • 2007年産
    • *ミスエーニョ / Mi Sueno(デビュターントステークス)- 父Pulpit
  • 2014年産
    • モズアスコット(安田記念・フェブラリーステークス)- 父Frankel

血統表

  • 従兄弟に1996年のベルモントステークス勝ち馬 Editor's Note(父Forty Niner)がいる。
  • そのほかの近親にヒラボクディープ(2013年青葉賞)、ソウルラッシュ(2024年マイルチャンピオンシップほか)。

脚注

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post

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ケイアイヘネシー (Keiai Hennessy) 競走馬データ netkeiba

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