鴨ノ庄信号場(かものしょうしんごうじょう)は、山口県山陽小野田市大字厚狭にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線の信号場である。
かつて存在した松ヶ瀬信号場共々、美祢線美祢駅 - 宇部線宇部港駅間に多数運転されていた石炭・石灰石輸送の貨物列車を捌くために設けられていたが、2021年現在では交換する列車はない。
歴史
- 1969年(昭和44年)3月29日:日本国有鉄道の信号場として開設。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR西日本に継承。
構造
厚狭駅 - 湯ノ峠駅間にある2線を有する、単線行き違い型信号場。
一見一線スルー構造のように見えるが、全列車とも進行方向左側の線路を使用するため、厚狭駅方面の列車は分岐器通過のため前後で減速する。
周辺
線路に平行する厚狭川に沿って耕作地が広がる。駅への昇格などを求める動きは見られない。
隣の施設
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■美祢線
- 厚狭駅 - 鴨ノ庄信号場 - 湯ノ峠駅
脚注
関連項目
- 日本の信号場一覧


