シラタマノキ属(しらたまのきぞく、学名:Gaultheria )はツツジ科の属の一つ。

特徴

茎が地上を這うか斜上する常緑の小低木。葉は茎に互生し、厚い革質で縁に鋸歯をもつ。葉腋または茎の先端から総状花序または1個の花をつける。花冠はつぼ形または鐘形で、先端は浅く4-5裂する。花後、萼筒が肥厚し、液果状の果実になる。

分布

東アジア、マレーシア、北アメリカ、中央アメリカの、亜熱帯、温帯、亜寒帯に広く分布し、170-180種知られる。日本では3種が知られている。

日本の種

  • シラタマノキ Gaultheria miqueliana Takeda
  • アカモノ Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim.
  • ハリガネカズラ Gaultheria japonica (A.Gray) Sleumer

ギャラリー

参考文献

  • 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅲ合弁花類 』(1981)平凡社
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)

シラタマノキ

シラタマノキ 日本まるごと生き物図鑑

シラタマノキ

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