ウオノコバン(魚の小判) は、等脚目ウオノエ科ウオノコバン属 Nerocila に分類される甲殻類の総称で、海水魚の体表に外部寄生する寄生虫である。

体長は2 cmほど。和名通り小判型の体型で、同じ等脚類のフナムシやダンゴムシに似た形態をしている。尾肢は比較的発達して尾扇を形成し、両側に広がる。丈夫な脚で海水魚の体表にしがみつき体液を吸うが、ヒトに寄生することはない。ウオノコバン属にはおよそ40種がおり、寄生する魚類も多岐にわたる。

参考文献


【シガテラ海水魚】寄生虫(ウオノコバン) シガテラ海水魚スタッフブログ

【閲覧注意】ウオノコバン 253 Nerocila YouTube

節足動物 等脚目 ウオノエ亜目 ウオノエ科 ウオノコバンのなかま: チリモン図鑑

20150802 ウオノエ・イワシノコバン YouTube

ウオノエ図鑑 うおのえおるおる